どうも。
店長の矢島です。
お店はバーゲン真っ最中ですが、中休みを利用してバカンスに来てます。
心と体を休めるには職場から500kmは離れたい。
というわけで桜島でお馴染みの鹿児島に参りました。
仕事のことを全て忘れてゆっくりリフレッシュできる旅にしたいと思います。
「大島紬」でお馴染みの鹿児島ですが…
!
駄目だ、駄目だ。
着物屋トークしちゃってる。
まずは腹ごしらえ。
ゴージャスなお店を見つけました。
奄美料理が楽しめるみたいなのでここにしたいと思います。
長野県出身の僕には「奄美創作料理」なんてチンプンカンプンです。
イチオシの「鶏飯(けいはん)」というものを注文してみました。
エビや海苔や錦糸卵があります。
これはチラシ寿司なのでしょうか。
は!!!!
これはまさか…
僕の出身地、長野県の郷土料理「笹ずし」じゃないか!?
すごく似てる。
長野県の郷土料理がオマージュされているんだなきっと。
せっかくだから黒豚ロースカツも頼みました。
どちらも大変美味しく大満足のお昼ご飯でした。
店員さんに感謝を伝え
三線の音色に眠たくなりつつも
気がつくと大島紬の製造工程の見学をしていました。
仕事脳がかなり重症化しているみたいです。
そもそもなぜリフレッシュ旅にきているのかをお話しますと、
若手若手と言われてましたが気づけば僕も34歳になりました。
店長になって5年。
中間管理職ってしんどいですね。
上司からは売上予算というビックでヘビーなプレゼントをいただき
部下から信用を得るために媚びへつらい
【首折れサバ】は故郷を忘れさせるほど美味しく
キビナゴがお刺身になることを初めて知り
鹿児島の焼き鳥は…
ってなんの話してたんですっけ。
とても素敵な会社で働けていて幸せだということです。
鹿児島に別れを告げて
奄美大島にやってきました。
いもーれ!
見てください。
この青い空と緑の海。
綺麗だなぁ〜。
空の青色なんて、まるで…
藍染の浅葱(あさぎ)のような青さです。
…
どうしても着物の知識に結びつけてしまう、自分のプロさ加減にうんざりしてきました。
昨日のお昼に鶏飯をいただいたのですが、鶏飯は奄美が発祥だそうです。
発祥の地なら2日連続でも食べるに決まってます。
なるほどなるほど。
素敵な輝きですね。
こちらのお店の鶏飯を上皇・上皇后両陛下も食されたそうです。
飼料に頼らない牧草、野菜等の飼餌を使い店主自ら飼育する地鶏からとった濃厚でさっぱりしたスープ。
そして何より美味しかったのがこの鳥刺し。
刺さるよ!
疲弊した真心に!
甘めの醤油にニンニクを浮かべて食べたら
脊髄に稲熊稲妻が走りました⚡️
そこで閃いたのです。
そこそこ仕事っぽい雰囲気出して、今回の旅費、経費にしよう!
と。
リフレッシュ休暇ならびに自己啓発支援として法定外福利費として【福利厚生費】で経費計上ができるはず。
5年も店長やってたら色々知恵をつけているんです。
節税対策になるし、店長としてのスキルアップにつながります。
なんやかんやいって僕は勤労で勤勉な男みたいです。
こちらにやってきました。
噂話で聞いたことのある
泥田
です。
泥の田んぼで糸を染めるアレです。
やってみます。
短パン。
完成。
奄美の泥はきめ細やかでクリーミーでした。
こうやって大島紬が作られていくのですね。
自分の財布が痛むわけではないので、宿泊もいいところにしようと思います。
ネイティブシー奄美。
全室オーシャンビュー。
ここに決めました。
夜ご飯はこちら
正月番組の【さんタク】で明石家さんまさんと木村拓哉さんがアルバイトされていたお店。
メニューにありました。
鳥刺し。
お昼に食べた鳥刺しとはまた別の美味しさ。
炭火で炙られて香ばしく、お酒がすすむ美味しさです。
罪作りな鳥刺しのせいで注文したのは
『里の曙』
奄美大島のみ製造が許可されている黒糖焼酎です。
飲みやすぅー。
というわけで空っぽ。
お腹はいっぱいですが、節税効果を高めるためにこちらも注文。
鶏飯ラーメン
最高に美味しいです!!
お腹も肝臓も満たされたので次に行きます。
ハブを捕獲して一攫千金大作戦
です。
旅費は経費。
現地でお小遣いも稼いじゃう。
僕、天才。
MACでエクセルが使いたいのです。
Microsoft 365の年間の料金が14900円です。
ハブ買取価格は1匹3000円だそうです。
5匹捕まえれば目標金額達成です。
よし!行くぞ!!
と思った矢先、ハブを買い取ってもらう為には奄美に住民票を移す必要があるみたいです。
残念。
副業の夢がついえて枕を濡らして朝を迎えました。
朝からひと泳ぎしてクラゲに刺されました。(これ労災認定されますよね?)
朝ごはんは和食を選びました。
フタが閉じてますがモズクのお味噌汁が度肝が抜かれるほど美味しかったです。
奄美大島の魅力をもう少し深掘って行こうと思います。
奄美大島は世界自然遺産に登録されるほど雄大な自然があります。
体感することで、大島紬を作る気分になった理由を探します。
緩やかだわぁ〜。
のんびりしてるわ〜。
泥で染めたくなるわぁ〜。
しまんちゅの心が宿りました。
続いてやってきたのがこちらのお店。
湯豆腐食べ放題。
ミキも無料。
お昼時大混雑の『島とうふ屋』さん。
豆腐つくしでヘルシー!
どうせ経費だし2種類のランチ頼みました。
ノンアルコールビールも頼んじゃってお腹爆発しそうです。
すっかりリフレッシュできました。
これをどうやって経費計上するか。
福利厚生費でもいいとは思うんだけど研究開発費でもいけると思うのです。
【経費 種類】でググった結果、
『既存の製品やサービスのブラッシュアップを図ることや、より良くするための調査を行うことなども研究開発の範囲に含まれます。』
ということは、弊社が力を入れている、産地の現状を知る企画『産地ツアー』の研究として計上した方が自然です。
これなら満額経費計上できそうです。
永田さんあとはお任せいたします。
お待たせいたしました。
それではお知らせです。
2023.11月に産地ツアーを開催します。
目的地はもちろん鹿児島/奄美大島です。
2023年ラストの産地ツアーでございます。
ご都合が合えばご参加いただければ幸いです。
お申し込みはこちらから。
どうぞよろしくお願いします!